温かいもの一つ

 

誰にだって人には見せられない一面がある

誰にだって人に隠すべき事柄を抱えている

 

その一方で、どこか人に知られたいという欲求も潜んでいる

 

誰かに話せてよかった 聞いてもらえてよかったと言われる度に

私はとっても温かい安心感を得る

 

どんな時だって 私は 私の元を訪ねたあなたの味方である

私はいつでも此処にいるよ

 

だからといって私の元に長く居てもダメだ

 

私のことは すっかり忘れていいから 旅立ってゆくんだ

きっとあなたは 素敵な笑顔になれる

私はそのことを よく知っているし 信じている

今まで 強くなった姿を 何度も見送ってきた

 

私はいつも何処にでもいて 誰の側にもいて

笑顔のあなたを遠目に 私は一人 そっと影で微笑えむ

小さな温かい感情を抱いている

 

いつまでも そんな存在で有り続けたい